今週のコラム
2014年10月7日 in TOPICS, 京都SOHO倶楽部, 京都沖縄ファン倶楽部
今週のコラム 「日本に生まれて本当に良かった」と感じる」
この一週間、香港の自治拡大をめぐりデモは繰り広げられている。つい最近は、スコットランドの独立を巡り選挙が行われた。これらは、同じ国ながら、歴史的背景がありその地区の自治を巡り揉めている。
お隣の朝鮮半島では、同じ朝鮮民族でありながら韓国、北朝鮮と二つの国に別れ、お互い骨肉の争いを続けている。
さらに複雑なのは、中近東の諸国である。一つの国に多くの違った部族で、部族間の争いが絶えなく続き国としての纏まりがない。その中近東において「イスラム国」という国?が台頭し中近東は勿論、欧米諸国まで恐怖に落とし込めている。
イスラエルとパレスチナの紛争は長い間争い続けて解決しそうもない。
全世界の平和を築く「国連」は何をしている?いまの国連常任理事国では対立して解決能力はない。
世界一軍事大国、経済大国「アメリカ」には、かってあった「世界の警察官」の力はもうない。
こんな全世界の争いをみていると、「日本に生まれて本当に良かった」と感じるのである。
日本にも、過って福島原発事故が発生し、当時の政権・民主党を狼狽えさせた。
また近年隣国との課題(争い)も増えている。中国との尖閣島、韓国との竹島、ロシアとの北方領土等々色々あり夫々重要課題であるが、深刻さでは前述の数多くの課題とは大きな隔たりがあるように思える。
日本が国家間の争いは少ないのは
① 日本が島国であり、他国と陸続きでない地理的立地条件の良さがある。
② 日本人が同じ一つの民族で構成され、基本的なDNAが一つである。
③ 長い間、朝廷が、ある時は名実に、ある時は名だけもあるが全国を支配していた。
こんな良い条件のもと、日本がある。しかし、その安住感に浸り、危機意識にややもすると欠けるきらいがあるように思える。
「日本に生まれて本当に良かった」と感じるときこそ、常に政府、会社、家庭、自分としての、何が危機なのか、常に意識し、夫々の立場でリスクマネジメントを構築することが大切なのではないかとおもいます。
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